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20100413第5回七隈支部執行委員会議事録

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20100413第5回七隈支部執行委員会議事録 [2012/11/09 17:06]
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-平成22年度 第5回 七隈支部執行委員会 議事録  
- 
-日時:2010年4月 13日、17:30~18:40\\ 
-場所:組合会議室\\ 
-出席者(敬称略):工学部三島、工学部末次、工学部石橋、薬学部本田、薬学部小野、理学部林田、理学部小林、スポーツ科学部藤山、法学部久保、経済学部中村、商学部神野、人文学部植上、会計課工藤、企画田中\\ 
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-書記:三島\\ 
-配布資料:\\ 
-1. 平成21年度第2回学長交渉議事録(組合ニュースNo.43,​2009.12.17)\\ 
-2. 平成22年度第1回学長交渉案\\ 
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-議事・報告\\ 
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-1.報告\\ 
-三島)七隈支部執行委員会を開催します。今月、19日に嘱託の方の意見を聞くために職場懇談会を計画しております。詳細については、植上先生からご説明をお願いいたします。\\ 
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-植上)19日18時から文系センター16第1特別室において、嘱託の方の意見を聞くための職場懇談会を開催します。対策委員会で、学長交渉について検討したおりに、嘱託の方の意見を聞く機会をつくるべきとのご意見がありました。今回の学長交渉とも関連ありますので、ご都合のつく方は、ご参加下さい。また、嘱託の方の労働環境改善については、署名活動もあわせて行いましょうという意見がありました。これについても、ご協力をお願い致します。\\ 
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-三島)参加予定の方は、出席表にご記入下さい。また、嘱託の方の労働環境改善についての署名活動についても、協力をお願い致します。\\ 
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-2.議事\\ 
-三島)お手元の資料をご確認下さい。七隈の各対策委員会にてご検討いただいた案をもとに、平成22年度第1回学長交渉案を作成いたしました。内容をご確認下さい。経緯をご理解いただくために、先に、平成21年度第2回学長交渉議事録(組合ニュースNo.43,​2009.12.17)をご覧下さい。\\ 
-大学は、75周年の記念事業の中で多くの建物を建て、財務状況がかなり厳しい状況にあります。前回の学長交渉でも、ほとんどの組合の要求に対して、財務状況を理由に拒否されています。従来、組合は、給与・賞与・雇用などの金銭的な要求を強く行ってきましたが、この状況では政策を転換する必要があると思われます。不当に支払われていない部分や、労働環境に重点をおいて今回は主張すべきではないかと考えます。昨日の中央執行委員会でも、明らかに大学側に拒絶される要求よりも、大学が認める可能性が要求項目を認めやすいように、交渉項目も限定して戦略的に交渉案を作成してはどうかとの意見がありました。七隈支部としては、その路線で平成22年度第1回学長交渉案を検討したいと思います。平成22年度第1回学長交渉案をご覧下さい。\\ 
- 
-【交渉事項】:\\ 
-1.職員の労働条件検討チーム創設について\\ 
-昨年度、冬季のボーナスに関して、特段のご配慮をいただきありがとうございました。75周年の記念事業の中で多くの建物がいくつも建ち、なおかつ18歳人口の減少で非常に厳しい経営環境の中、組合員の生活にご配慮いただき感謝致しております。また、平成19年度以降採用された嘱託職員の雇用期限について、当初3年であったのが、一昨年度最長7年まで延長されたことについても、組合としても評価しています。 
-しかし、増加している嘱託職員方々の労働条件として、契約年数、登用制度、手当の充実、その後のキャリアへの支援が、組合では問題となっています。また、他の職員では、残業と退職時の有給休暇の処理について現場からは、切実な声が上がっています。大学と組合が協調して改善できる点を見出したいと考えています。そこで、大学と組合が協調して、職員の能力・生活環境を考慮したきめ細かい改善を検討するための労働条件検討チームを創設していただきたい。1年間、2ヶ月に1度程度、この残業問題と嘱託職員の労働条件について、大学側(事務局長、人事課を含む)と組合の代表にて検討する委員会を設けていただきたい。後に述べる残業問題でも、事務局長、病院長など通じて、残業に対する正しい給与処理がなされるように、管理者に通達されているはずですが、組合には苦情が寄せられています。個々の担当者を注意するだけではなく、どの担当者でも問題が発生しにくい制度(チェックシステム)について、その労働条件検討チームにて、労働者の意見も取り入れて検討していただけることを望みます。 
-労働条件検討チームの創設については、経費はかかりませんので、学長、副学長は認めてくれるかもしれません。\\ 
- 
-三島)文章の修正は、末次先生にお願いしてよろしいでしょうか。\\ 
-末次)わかりました。\\ 
- 
-2.残業問題と退職時の有給休暇の処理について\\ 
-ある部署から「残業をしているのに、サービス残業とされている」との苦情が組合に寄せられている。事務局長から、各部署に残業に対する対応は指示されているにもかかわらず、そのようなことが起こること対して、単に「上司がわるい」とするのではなく、組織的にそれらの現象を起こさせない仕組み作りを大学に要望します。\\ 
-また、病院のある部署で退職前に年次有給休暇の請求をしましたが、師長がこれを拒否し休暇を与えてくれないことが多くあります。本来は上司には「時季変更権」がありますが、退職する職員にはこれを行使することはできないため、法律的には有給休暇を認めなくてはなりません。大学側では残りの有給休暇を消化してもらえるようですが、病院側では無理な場合が多く、各師長に有休の消化を徹底させるよう望みます。前回の学長交渉で「業務の中でできるだけ早い時期に申し出をしていただいて、それぞれの部署の中で看護師長を中心に年休を取っていただく」とのご回答をいただきましたが、それでも組合員からの苦情が組合に寄せられている。このような現状を考慮すると、看護業務に支障のない範囲で年休を取得するには、病院事務の協力も得て、退職2年前から計画的に有休の消化を徹底するシステムを大学に作っていただきたい。\\ 
-また、病院については、内部監査室において、残業と退職時の有給休暇の処理について、本年度、実態調査をお願いしたいと考えています。\\ 
- 
-3.嘱託職員の労働条件検討について\\ 
-国立大学の多くが、5年を雇用期限としていた非常勤職員(本学の嘱託職員に相当)の再契約への道を開いている。雇い止めの期限を撤廃する方法も含め、有能な人材を学内から発掘するための組織作り・労働環境作りについても、ご検討いただきたい。\\ 
- 
-神野)嘱託職員の労働条件については、専門委員会会議でも問題になったので、入れる場所などについても検討が必要です。\\ 
-末次)分かりました。\\ 
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-【要望事項】\\ 
-1. 労働環境に関するFD講演会の開催について\\ 
- 従来、組合では労働環境について、種々の講演会を行って組合員の啓蒙活動を進めてきました。大学の規模が拡大するにつれて、残業問題や衛生問題など組合員と経営側(管理者側)が協調して対応すべき案件が増えてきました。例えば、残業問題でも、事務担当者、管理者、労働者の間で、捉え方に差異が生じ、労働者の不満となっている場合もあります。このような問題を解決し、「働く意欲の出やすい職場環境」を実現するためには、事務担当者、管理者、労働者が共通の認識をもつための講演会が、啓蒙活動として必要であると考えます。組合と大学のFD委員会等が共催で開催し、事務担当者、管理者、労働者が参加する労働環境に関するFD講演会の開催を要望します。\\ 
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-2.  ハラスメント委員会への組合代表者の参加について\\ 
-ハラスメントの問題は、組合員の大きな関心事となっている。特にセクシャルハラスメントに関しては、実情をくみ上げるのが本質的に難しいという性質をもっている。そこで、労働者により近い側にいる組合からハラスメント委員会への参加者を出すことで、ハラスメント委員会への通報をより容易にできる可能性があります。組合代表者のハラスメント委員会への参加を要望します。\\ 
- 
-3.  事務嘱託・用務嘱託の待遇改善について\\ 
-事務嘱託・用務嘱託は、正規職員と同じ業務についているのに待遇だけが悪いのは不公平である。事務嘱託・用務嘱託の給与水準を上げてほしい。住宅手当・扶養手当を付けてほしい。現在最大7年の雇用期間を延長できるようにしてほしい。または期限の定めを廃止してほしい。1度しか行われなかった正職員への登用制度を定期的に実施していただくことを要望します。\\ 
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-4.プラスアルファ算定基準の公開について\\ 
-以前から組合側から賞与のプラスアルファ(特別加算)部分に関する情報公開を求める要望が行われておりますが依然公開されておりません。特別加算いわゆるプラスアルファ分について明細を明らかにしてください。\\ 
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-【確認事項】\\ 
-1. 上級技師への昇格について\\ 
-平成20年の学長交渉で、教育技術職ほかに「上級技師」を創設することは大学側も認めていただいたが、その後、その実施にあたって人事考課を実施することを条件とするという発言がありました。\\ 
-「上級技師」への「昇格」に必要なのは「昇格人事」であって、「昇給」の可否を判断する「人事考課」は必要とは考えられない。特に教育技術職員に関しては、給与表の最高額まで達してそれ以上の昇給が不可能となっているのが問題の根幹である。 
-そのような問題に6号俸や8号俸の特別昇給を認める「人事考課」を実施しても何の解決にもならないのではないだろうか。なぜ「人事考課」が必要なのか説明してほしい。\\ 
-「人事考課」の実施について組合と話し合う場を設けるとなっていたが、その後開かれていないようである。上級技師への昇格の現状と人事考課に関する取り組みの進捗状況を教えて下さい。\\ 
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-2. 組合事務室の移転先について\\ 
- 中央図書館の建設にともない、ゼミ棟が解体されますが、現在、組合事務室は、ゼミ棟内にあります。組合事務室の移転先をお知らせ下さい。\\ 
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- 三島)他に、何かご意見はありますか。なければ、本日の執行委員会を終了します。\\ 
  
20100413第5回七隈支部執行委員会議事録.1352448380.txt.gz · 最終更新: 2012/11/09 17:06 by admin