====== 1/26 七隈支部労働条件対策委員会議事録 ====== 議事録(文責:青木)\\ 先ずは以下のメンバーがいることが示され、出席されている方(○印)が自己紹介をした。\\ 対策委員会責任者:○青木文夫(人文)\\ 対策委員(順不動):○三島健司(工)、△寺田貢(理)、○万軍民(経済)、△佐々木一人(工)、○林義晃(工)、石井啓太(用度)、今泉康代(企画)、○早田和秀(学術情報)、南川久世(エクステンション)、○追立真樹(商学部事務)、坂田昭二(体育寮)\\ 専門委員:(未定:昨年の委員全員)\\ 植上一希(人文)、本田順子(薬)、△吉国宣幸(工)、田中裕子(企画)、○工藤かおり(会計)、○川口純(大学院事務)、○新矢時寛(薬)、藤野淳一(工)、○有福文博(理)、○只木静枝(教務)、荒木麻也子(教務)、塚崎信幸(工)\\ (△の方は給与対策と兼務のため、遅れて参加)\\ 昨年の対策委員・専門委員全員に案内を出したが、出席された方は引き続き専門委員として残っていただく。\\ また、植上前責任者と藤野先生(工)にも残っていただくことで内定しているが、他の方については不明なので、後日確認する。\\ また、一般の組合員からも専門委員になりたい方がいれば、だれでも入ることができる件については、近く職組ニュースでも募集することが報告された。\\ 青木より昨年度の下記の活動計画案について説明があった。\\ 昨年の活動計画案\\ 1.嘱託職員の契約年数(7年を限度とすること)の問題\\ 2.嘱託職員の労働条件\\ * 給与と手当の改善 * 登用制度 3.教育技術職員の労働条件の整備と確認\\ * 指示系統と就業規則の確認と周知 4.人事制度とその基準の明確化\\ * 自己申告制度の精査 * 昇進・昇格における不透明な基準 5.職務に適った勤務体制の整備\\ * (完全)週休二日制度 * B勤務への手当 6.学年暦の見直し\\ 7.教職員が安心して教育に従事できる環境づくりについて\\ * モンスターペアレンツ * 大学からの学生と教員双方への支援 * トラブルをどうするか? 8.学内研修制度の設立\\ * エクステンションセンターや開講科目の受講によるスキルアップ 以上について補足すると:\\ 1と2については粘り強く要求しているが、実効性のある回答を得られていない。しかしながら、雇止めのある嘱託の方の年限がすでに4年目に入っていることで、雇用期限をはずすか、登用制度により、雇用期限のない嘱託へ渡る・または正職員へ登用する道を開かないといけない状況である。また、2については手当等(住宅手当・家族手当など)が実効のある解決策であるが、未だ前向きの回答が得られていない。\\ 3と4については懸案であるが、学長交渉の議題としていない。また3については教育技術職員の中でも意見がまとまらない部分がある。\\ 5については土曜に授業が実施されることからも、益々実現は難しくなるので、別の方策を考えることが必要である。\\ 6については学内・職種によっても、また教育職員の中でも意見が分かれるところがあり(エコという点からは夏休みの前倒しが好ましいが、他の要因もある)、今後の課題である。\\ 7については、来年度から本格的にそういう両親を持つ学生が増えることからも対策が必要である。\\ 8については一度要求したが、単に今の仕組みでエクステンションセンターの講座を受講して欲しいとの回答を得ているので、今後の要求は難しい。\\ いくつかの質問・提案\\ 福大における教育職員とそれ以外の給与のモデル(人件費比率・総額など)のデータが欲しい。→事務職員の給与が高いとしたら、大学のあり方として間違っている。\\ 教育職員の有給休暇(または病気休暇)を要求項目として入れたい。→事務職員等には有給休暇制度があって、それを病気入院などに使えるが、教育職員にはなく、それでいて、病気で欠勤したらボーナスが減るとはおかしい。\\ 以上のことから、昨年の計画案より4の文言を修正、5と8を削除して、新たに教育職員の有給休暇制度の設立を要求項目として入れることになった。\\ 平成23年度福岡大学教職員組合七隈支部\\ 労働条件対策委員会活動計画案\\ 1.嘱託職員の契約年数(7年を限度とすること)の問題\\ 2.嘱託職員の労働条件\\ * 給与と手当の改善 * 登用制度の実施 3.教育技術職員の労働条件の整備と確認\\ * 指示系統と就業規則の確認と周知 4.人事制度とその基準の明確化\\ * 自己点検評価の精査 * 昇進・昇格における不透明な基準 5.学年暦の見直し\\ 6.教職員が安心して教育に従事できる環境づくりについて\\ * モンスターペアレンツ * 大学からの学生と教員双方への支援 * トラブルをどうするか? 7.教育職員の有給休暇または病気休暇制度の設立\\ なお、ある委員から問題提起されている大学院Ⓓへの任用問題については、以上の議事のあと詳しく議論されたが、ご本人より提出された文書を組合で預かり、また、状況についても理解して、各委員がそれぞれのいくつかの見解を述べられた。この問題については今後の状況を見ながら、さらに話し合う予定として、ここでは議事録には残さないことにした。\\ 以上です。\\ 以上のように議事録を送付したところ、万委員からその問題についても議事録に載せるように要求がありましたので、以下に経緯と結論を記します。もし、万委員のほうでそれ以上のことを望まれるなら、次回以降に議論したいと思います。\\ (万委員の所長の要点と議論の要約)\\ 上記大学院○Dへの任用問題について、経済研究科の内規や規程に従った資格の要件は満たしていて、その審査をして欲しいと要求しているが、研究科長の「個人的主張」により書類を受理されていないのは、問題であるので、組合から大学当局に訴えて欲しいとの要望が出された(添付文書有)。\\ それに対し、組合から大学に正式に文書を出すことには、調査(例えば研究科長への事情聴取など)や法律的な問題を明確にすることなど、中央執行委員長名での文書なので慎重に扱う必要があり、相当の時間が必要であることと、問題は研究科長が規程に従わず「個人的に」万委員に対し機会を奪っているということなので、当該研究科または教授会で解決されない場合は、いわゆるパワハラとして扱われる可能性が高い。したがって、本学のハラスメント相談窓口へ訴えるか、執行部へ直接面会を要望して相談するかの方法が適切であるとの意見が多かった。\\ これに対し、万委員のほうからは、組合がアクションをとることを望まれながらも、それらの意見を考慮し、近くある次の大学院委員会でも審議も見て、今後のことを考えていただくことで、当面の了解を得た。