====== 20080903 第6回七隈支部研究教育条件対策委員会 議事録 ======  日 時:2008 年9 月3 日、17:30~19:05  場 所:組合会議室  出席者:人文学部三嶋、商学部池田、工学部三島、理学部寺田、薬学部轟木、理学部杉原  書 記:三島  配布資料:第6回研究教育条件対策委員会資料 ===== 議事 ===== 杉原)本日は、「学長交渉の議題として何を出すか。」、「アンケート結果を職組ニュースに載せるタイミングはどうするか。」、「学会出張費規定の見直し」、「文系教員への研究条件改善に関するアンケート結果をどうするか。」について検討したい。今までの議題は教員の目先の都合が中心であったが、学生の質の低下を考慮した対策が必要ではないか。 寺田)学生の質の低下、大学の出口の保証を考慮した研究・教育条件でも検討すべきである。例えば、モンスターペアレントなどに訴えられた場合の対策は大丈夫か。環境作りが大切である。 三島)クレイムコミティなどへの対応は大丈夫か。 三嶋)成績評価の責任は、教員が行うしかない。 寺田)成績評価は一例で、学生の質の低下、大学の出口の保証を考慮して、研究・教育条件でも広い意味で検討すべきである。 杉原)学生の質の低下を対策することと、教員の保護をどうするかが問題であろう。 三嶋)組合の対応としては、職員が不当な対応をされた場合にどうするかが問題である。過去にある高校で、問題があったことがある。大学が対応しない場合にどうするか。講義については、学生に対して対応する必要もあるのではないか。 杉原)ところでカードリーダーは、どういう経緯で設置されたのか。 轟木)よくわからないが、父母懇談会などでも活用している。 杉原)学生の教育について大学側の狙いがわかれば、大学側にどういえば対応してもらえるのかがわかるのでは。 三嶋)学生の出席率を上げることが目的でしょう。一方で教員もきちんと講義を行っているか、補講を行っているかなど管理されている。 三島)モンスターペアレントなどに訴えられた場合の対策を優先した方が組合活動には有効ではないか。 杉原)鬱などの精神疾患の学生への対応なども、その情報が問題だ。 三嶋)教員が毅然としておくしかないのではないか。 轟木)鬱な学生やその親まで、訴訟的な態度をとられる場合もあるのでは。学長交渉の優先順位はどうか。交渉、要望、確認のいずれか。 三嶋)文系、理系で学生の学力低下の影響も違うのではないか。考える力が落ちている。考える力をつけるのは難しいことである。 寺田)考える力をつけさせるのは非常に難しいので、他大学で行われている新入生の学習支援を行う環境などについて、福大に適したものを整備することを要望としてできないか。 轟木)他大学での対応の調査をしてはどうか。 三嶋)親は大学が卒業させるべきと考えている。 轟木)父母からのクレーム対応に重点をおいてはどうか。 三島)学長交渉議題として今回あげるよりも、継続的に検討すべき内容ではないか。 杉原)今後も議題に残してはどうか。学会出張旅費規定の見直しと文系教員への研究条件改善に関するアンケート結果は、今回の議題として挙げるには難しい問題がある。学会出張費旅費規定についても、賛否両論があるので学長交渉に出しにくい。今回は見送りでよいのではないか。 轟木)学会出張費規定の見直しと文系教員への研究条件改善に関するアンケート結果は、学長交渉に出しにくい。モンスターペアレントの問題の方が話題にしやすい。 杉原)文系教員への研究条件改善に関するアンケート結果から統一見解はだせないか。 三嶋)文系では、もともと研究費は少ない。ほとんどが図書費である。 杉原)学力低下に関連して、交渉できないか。 三嶋)時間がかかる内容ではないか。 轟木)文系教員の本音がわからない。そもそもこれは、理学部の小寺先生が担当だったときに始まった案件である。昨年は、皆がどの程度困っているのかを調査した。文系の共通の問題点を探した。回答数が少なかった。 杉原)本学で支給される学会出張旅費費は他大学に比べて多いのではないか。 轟木)近距離で2 回以上出張に出たい人には、総額制の方がよいという人はいる。 三嶋)学会出張以外に調査出張もある。専門委員会などもあるが、不自由は感じている。 杉原)今年度の研究教育条件対策委の活動まとめとしてどう扱うか。学会出張費規定の見直しと文系教員への研究条件改善は、学長交渉には出せないのではないか。 三嶋)サバティカル制を提案してはどうか。2012 年度問題(教員大量退職)に絡めて継続課題としてはどうか。法学部の半年休暇制度はどうなっているのか。国内留学制度はどうなっているのか。半年ではないか。人文学部に関してはほとんどいない。 杉原)2012 年度問題も継続審議として残してはどうか。 三嶋)2012 年度問題は重要である。 杉原)これまでのまとめとして、クレーム問題と2012 年度問題も今後の継続審議としたいと思う。第2の議題として、助手・助教問題についてです。助手・助教問題のアンケート結果としては、今年の科研費の申請結果をみてから出したい。研究教育条件の情報は周囲の方からも継続的に調査しておいてほしい。では、そろそろ時間が来ているので、今日の話し合いはここまでということで。私の都合で9 月第二週が学生の野外実習のため対策委を開けないので、できれば次回は9月16日以降になります。執行委員会後に行いたいと思う。 以上