====== 20110304第2回七隈支部労働条件対策委員会議事録 ====== 議事録 (文責:青木)\\ 議題:三六協定締結について\\ 出席(順不同、継承略):青木、荒木、只木、追立、五十嵐、林、吉国、佐々木、三島、有福、新矢、寺田、片岡、万\\ ===== 議事録 ===== 以下文中敬称略 先ず、青木より学長交渉議題については次回(3回目)とし、この会議は三六協定の内容を検討し、このままで締結してよいかを審議する会議に特化することが説明された。\\ 続いて、青木・片岡より昨年の経緯が説明された。\\ (概略)\\ ※昨年は烏帽子形地区のいくつかの部署でサービス残業が課せられているのではとの疑義があったことや、残業の仕組み(例:土曜に昼休みを取ってないのにとったことにしているなど)について問題があり、とりあえず4月から6月まで協定を結び、問題点の調査と改善が示されてから、再度年度末まで協定を結ぶという方法が取られた。\\ ※その結果、直属上司の教育や残業の仕組みの改善が見られ、成果を収めた。\\ ※また、三六協定締結については協定書を少なくとも1カ月前には組合に示して、その内容を検討する時間を与えるように要望した。\\ その結果、来年度の協定については2月末には組合に協定案が届いており、これを両支部の労働条件または執行委員会で議論して、問題がないかどうかの検討を踏まえ、大学と協定を結ぶことになった。\\ (烏帽子形支部でも執行委員会で検討されたと後日報告があった)\\ 結論:いくつか要望・意見すべき点はあるが、協定については大学案の通り締結する。\\ 議論と問題点の要旨をまとめておく。\\ * (質問)第3条に対する罰則規定はないのか? * (答え)労働基準法に従った協定なので、違反すれば労働基準法違反になる。また、そのような事態が生じた場合は組合として調査し、大学に改善・補償を求めることができるし、場合によっては、三六協定を結ばない(大学が職員に残業をさせられなくなる)ことも可能である。 * (意見)残業のチェック機能をさらに有効にするためにタイムカードの導入を要望すべきではないか? * (意見)タイムカードが問題解決の決め手になるかどうかには様々な意見がある。また、以前一度要望したが、大学だけではなく職員からも導入を歓迎しない意見もあった。今後の検討課題である。 * (意見・要望)休日出勤をむやみやたらに平日への振り替え休日にするのはいかがか?本来、入試のように特別の理由がある場合は、協定書にも記載されているが、それ以外については、残業手当の対象にすべきものではないか?また、来年度は土曜授業など、ますます本来休業の時間に勤務しなければならない場合が多くなり、今後この点については大学への質問(休日出勤をどう考えているのか)や要望(むやみに振り替え休日を取らせるような制度を作らない・また振り替え休日の取り方に部署によって差がないかどうか)などで、三六協定は結ぶものの、はっきりとすべきである。また、各部署に意見を聞くべきである。 * (意見)土曜の午後に勤務した場合に、来年度からは半日有給休暇が認められることになるが、その振り替え休日と半日有給を合わせて1日休めるのか? * (答え)半日有給休暇は4月から施行されるが、その取り方の具体的なやり方はまだはっきりとわかっていないので、これも大学にはっきりさせる必要がある。\\ 以上のような意見を踏まえ、大学に意見・要望を言うことでもって、三六協定締結にはOKという結論になった。\\ また、職組ニュースでこの件を敷衍する予定であることも述べられた。\\ 以上\\