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第3回労働条件対策委員会議事録

以前のリビジョンの文書です


第3回七隈支部労働条件対策委員会議事録 (2010年3月11日、17時30分~18時50分、組合事務室) 書記:植上

○出席者 (対策委員) 植上、吉国、川口、工藤、三島

(専門委員)  青木、新矢、有福、只木、荒木

○議題~学長交渉での要求項目について  まず、三島対策委員から、活動計画書の説明をしていただいた。そのうえで、今年度の労働条件対策委員会で重点項目としている嘱託職員問題についての議論を行った。主たる議論は以下の通り。

①従来の学長交渉をふまえて、今年の交渉の仕方、方向性について 三島:嘱託職員の契約年数の問題、これについて、大学側は簡単には首を縦に振らないだろう。最終的には、お金が足りないと言って、はねつけてしまう。

青木:当局の側はいつか、人を減らさなければならない時が来ると予想している。その調整弁として、嘱託職員を確保しておきたいという戦略がある。この戦略は、なかなか変えないだろう。  こちらとしては、もちろん、契約年数、登用制度、手当の充実の3本柱でいかなければならないが。その中で、実際に何をどう勝ち取っていくかということが大事。昨年の、手当の焦点化はうまくいくと思ったが…。そういう意味で、作戦が重要。

新矢:手当の問題に関して。福大の今までの手当や福利厚生は、正規雇用中心の考え方だった。しかし、現実に非正規が増えている中で、その手当のあり方を変えていかなければならない。

青木:今までの組合の活動のなかで、嘱託職員の方々の意識調査等をしていないのは、問題かもしれない。

三島:その通り。ぜひ、やっていったほうがよい。一方で、組合として考えるべきは、嘱託職員の方々の、その後のキャリアの保障という点もあるだろう。その点に関しても、学長交渉で取り上げるかどうかは別として、議論する必要がある。たとえば、組合が独自に事業を起こして、その中で雇うとか。さまざまな社会貢献活動との関連で考えることができるはずだ。

只木:それ以外という点では、半休制度はほしい。   青木:それに関しては実現の方向に組合が動いている。

只木:あと、退職金もほしい。

青木:病院の嘱託からも出ている。そちらと連携しながら動いていく必要があるだろう。

有福:三本柱という点で。登用制度の充実はどうか?

青木:基本的な議論の仕方は、中途採用の枠を登用制度に回せというもの。しかし、大学側は、中途採用は専門性重視といってくる。また、登用制度に関しては、短大卒が排除されるという問題がある。

新矢:大学側は、お金の問題ばかり言うが、人材の有効活用や、優秀な人材の流出という問題が大きいはずだ。その辺りを言うべきだ。

三島:それはその通りだ。その筋は主張していくべき。

②交渉に向けて:署名活動・アンケートなど  上記の議論をふまえて、議論は、いかにして、交渉の突破口を開くかという点に絞られた。議論では、主に、アンケート調査の必要性や、署名活動についての議論がなされた。主たる意見は以下。

三島:やはり、中心は契約年数の問題。署名活動はどうか?

只木:やるべきだし、やったら集まると思う。

新矢:署名活動の前に、アンケート調査も必要ではないか?

植上:署名活動をより効果的にするためにも、啓蒙的な意味でも、アンケート調査等は必要では?

青木:アンケート調査は、長所もあるが、短所もある。

三島:署名に関しては、やれば集まるのではないか。アンケートよりも、そのまま、署名をやった方がメリットが大きい。意識調査という点に関しては、たとえば、職場懇談会という形で開いて、そこで、嘱託職員の方々の意見を集約するという方法もある。どうか?

只木:それなら、私が声をかける。

 以上の議論を経て、執行委員会に向けての以下のような作業手順が決定した。

1.職場懇談会を開く(責任者:只木)。そこで、嘱託職員の方々の意見を聞く。

2.上をふまえて、具体的な要求項目をある程度定め、その内容での署名活動の提起を、執行委員会にかける。

第3回労働条件対策委員会議事録.1274770264.txt.gz · 最終更新: 2010/05/25 15:51 by admin