以前のリビジョンの文書です
第4回七隈支部労働条件対策委員会議事録 (2010年5月11日、17時30分~18時50分、組合事務室) 書記:植上
○出席者 (対策委員) 植上、吉国、三島
(専門委員ほか) 青木、新矢、有福、只木、片岡
○議題~嘱託職員問題について まず、植上より、前回までの会議と、先日行われた嘱託職員の懇談会について報告を行い、今回の会議の論点整理を行った。主たるテーマは、嘱託職員問題の解決の方向性について。以下、主たる発言要旨。
①署名の是非 植上:署名について。前回の懇談会でも嘱託職員の要望は多様であり、なかなか一本化できない。また、署名についてのリスクもある。
片岡:交渉までに署名を行うのは難しい。リスクについてもその通りであり、署名をしない人もいるだろう。アンケートをまず行うのが良い。
新矢:アンケートの充実が優先。署名はマイナスになりかねない。
②対策案について 有福:何か打開策が必要だ。最低限のことでも獲得しなければならない。
青木:嘱託職員の数、七隈では289人。烏帽子が事務嘱託が52人。少なくとも嘱託職員は組合員の10分の1以上いる。大きな問題。
片岡:労使が直接、労働条件等について話し合う場をつくることを、今回の交渉で獲得するつもり。それが、できれば…、と思っている。
青木:この場は決定権はないが、それでもこれを活用していきたい。
片岡:今までこうした問題について話し合う機会すらなかった。
三島:学長だけでなく、事務レベルにもしっかりわかってもらわないといけない。そういう場として活用したい。
③外部からの圧力という方策 新矢:それだけでは弱い。外部評価などを活用して、圧力をかけていくのも手だと思う。
片岡:ぜひ、探してほしい。
新矢:探してみる。
④当局の理解について 吉国:契約期間で大量の人がやめていく。それは、大学にとっても人材活用という点でリスクがあるのでは?
三島:当局は、学生数の変動に応じて柔軟に職員数を変えたい、と考えている。その点では、重要なカードなのだろう。おそらく、説得材料にならない。
⑤組合による起業案 三島:将来的に、組合が生協のようなものをつくり、そこで、嘱託職員の人の一部を雇用していくというのも、考えておくべきだろう。
只木:面白いアイデア。学生にもメリット大きい。ぜひ実現してほしい。
⑥組合の活動について 青木:今回の懇談会のアンケートは重要なので組合ニュースにする。
三島:組合新聞でも嘱託職員問題の特集を組もう。
只木:嘱託の人が多様であり、分裂するのは避けたい。登用制度の充実なら一致できるのでは?
青木:有期雇用の撤廃が難しいなら、少なくとも登用制度をやるべき。これは、当局の本来の義務のはず。
只木:現在行われている中途採用も、嘱託職員もそこに応募できるようにしてほしい。図書館など、非常に優秀な人がいるのに、他所から中途採用するのは、不合理。
有福:学長交渉の議題で、中途採用の枠を嘱託に開く、というのを入れるべきだろう。登用制度の充実とセットで。
片岡:その方向で議論したい。