以前のリビジョンの文書です
日時:2010年11月11日(火)17:30~18:30
場所:組合事務室
出席者:三島健司、末次正、仁部芳則、田中英彦、安東勢津子、小林錦子
[議題]
1.メンタルケアについての講演会の準備について
2. 平成22年度活動報告案作成について
3. その他
[配付資料]
1.メンタルケアについての講演会の準備について
2.平成22年度活動報告案作成について
参考資料:平成22年度男女共同参画委員会活動計画
1.メンタルケアについての講演会の準備について
11月24日(水)17:30~19:00(受付:17:10~) 18号館1821教室
「ストレス関連の病気(心身症、うつ病、不安障害)-どのような時に受診、治療が必要か?」
福岡大学 健康管理センター診療所長 兼 薬学部臨床心身治療学教授 美根和典 先生
(1)講演会前準備
(2)講演会当日役割分担
2. 平成22年度活動報告案作成について
第1回学長交渉
確認事項1:大学のハラスメント防止対策について
大学が、従来の「福岡大学セクシュアル・ハラスメント防止に関する規程」を廃止して、新たに「福岡大学ハラスメント防止に関する規程」を制定・実施したことに対して組合は一定の評価をしています。第1回学長交渉では、新たに制定された規程と、4月13日付けで副学長からグループウェアに発信された「ハラスメントに関する相談について」の流れ図を参考に、ハラスメントの相談窓口と相談員の役割、対策委員会との連携について議論が行われました。今後は、利用しやすい相談窓口となるように大学に働きかけていければと思います。
第2回学長交渉
交渉事項2:前立腺がんの検診について
福岡大でも有能な人材を失わないために、定期健康診断にもがん検診を盛り込むことが重要であると考えられます。そこでまず、平成23年度から、日本泌尿器科学会の前立腺がん検診のガイドライン(2010年度増補版)にのっとって、対象年齢を50歳以上とし、アルバイトを含む男性職員の希望者にPSA検査での前立腺がんの検診を要望しました。
[主な活動]
乳がん・子宮がん・前立腺がんなどの性別特有のがん検診への配慮について
先生方のご講演は、いずれもとても分かり易く、丁寧に説明していただき、検診の重要性と治療法などがわかり、大変有意義な内容でした。また、福岡大学病院の医療機器の説明などもあり、最先端の医療のお話が聴けてよかったと思います。講演会を開催し、検診の時間的な手間、検診を行う先生方の負担なども明らかになりました。比較的検査が簡単なPSA検診の実施要望については上記の通り、来年度の定期検診に盛り込むことを第2回学長交渉で要望しました。乳がん・子宮がんの検診については、費用の面、検診の手間などを考慮して、地域のがん検診を受診する際の費用負担と、平日でも検診が可能となるよう、休暇をとりやすくすることなどを、次回の学長交渉で要望して欲しいと思います。
メンタルケアについて
組合員の意向に沿った健康サービスを実現するために、メンタルケアについての講演会を開催しました。
メンタルケアについての講演会 平成22年11月24日(水)17:30~19:00 18号館1821教室
「ストレス関連の病気(心身症、うつ病、不安障害)-どのような時に受診、治療が必要か?」\\
福岡大学 健康管理センター診療所長 兼 福岡大学 薬学部臨床心身治療学教授 美根和典 先生
メンタルケアについてのアンケートの実施はできませんでしたが、ストレス関連の病気についての講演会を
開催できたことは良かったと思います。
各種ハラスメント対策について
当委員会では、セクシャルハラスメントの実情をくみ上げるのは本質的に難しいという性質をもっているので、労働者により近い側にいる組合からハラスメント委員会への参加者を出すことで、ハラスメント委員会への通報をより容易にできる可能性があるという考え方から、組合代表者(組合が推薦する人)のハラスメント委員会へ参加を第1回学長交渉の確認事項としてあげていましたが、残念ながら協議されなかった模様です。上述しましたように、大学が従来の「福岡大学セクシュアル・ハラスメント防止に関する規程」を廃止して、新たに「福岡大学ハラスメント防止に関する規程」を制定・実施したことは、一定の評価をしています。現在、大学のハラスメント相談窓口や、対策委員会の状況が簡単にはつかめない状態なので、パンフレット作成や、Webサイトの充実などを図っていただきたいと思っております。
職場復帰を支援するNPO組織などとの連携活動について
七隈の夕べ、バスハイクなどの祭事の際に、NPO組織のアットホームからお菓子の購入を行いました。この内容は、第3回発行の組合新聞に掲載されました。アットホームとの連携活動は組合員の障がい者支援の意識喚起につながりました。
男女共同参画社会への取り組み
旧姓使用については、昨年度は人事給与面以外での旧姓使用が認められましたので、人事給与面への旧姓使用についても、次期システムの入れ替えの際に反映されるよう今後も見守っていく必要があります。
女性管理職の人数の把握については、大学の職種別男女別人数についての調査を進めました。女性の優先雇用については、文科省の方針としてあげられていますので、大学も徐々にその流れになりつつあると考えられます。
職場の活性化を図るために、職場懇談会を開催する。
労働条件対策委員会の嘱託職員との職場懇談会に参加しました。嘱託職員の方々の待遇改善を図る必要があると感じました。
職場の問題に沿ったテーマでの講演会を企画・開催する。
講演会は、乳がん・子宮がんについての講演会、前立腺がんについての講演会、メンタルケアについての講演会を開催しました。
[まとめ]
1年は早いもので、活動計画の項目のうち、実施できたのはわずかでした。しかし、男女共同参画委員の方々や専門委員の皆さんのご協力の御蔭で、聴かないと損ではなかったかと思えるほどの、大変有意義な講演会を開催できたことは、本当に良かったと思います。残念なのは、もっと多くの方に聴いていただきたかったことです。1年間のご協力に感謝致します。ありがとうございました。