以前のリビジョンの文書です
平成22年度 第6回 七隈支部執行委員会 議事録
日時:2010年6月 13日、17:30~18:20
場所:組合会議室
出席者(敬称略):工学部三島、工学部吉国、工学部石橋、薬学部本田、薬学部小野、法学部久保、経済学部中村、人文学部植上、会計課工藤、大学院事務川口、財務課佐藤
書記:三島
配布資料:
1. 三六協定、育児・介護休業協定について(組合ニュースNo.16,2010.4.30)
2. 平成22年度第1回学長交渉 戸崎メモ
議事・報告
1.報告
三島)七隈支部執行委員会を開催します。執行委員の皆様のご協力により、昨日(2010年6月 2日)、無事に、平成22年度第1回学長交渉を終了することができました。ありがとうございました。現在、詳細な議事録を作成中ですので、詳細については、23日ごろに議事録が完成してから組合ニュースによりご報告致します。
本日は、大体の概要と、会議後に大学側から提出された人事部長の戸崎さんのメモについて、ご説明します。平成22年度第1回学長交渉は、6月 2日の18時から20時20分まで、本館2階の第二会議室で行われました。組合からは、中央、七隈、烏帽子形からそれぞれ代表が参加され、大学側からは、学長、副学長、事務局長、人事関係の方が多く参加されていました。久保さん、順調でしたが、長かったですね。
久保)ええ、順調でした。
三島)交渉事項の「1.時間単位年休制度の創設について」では、時間単位の年休創出への合意は得られませんでしたが、大学側から、現在病院だけに適用されている「半日単位の年休制度」を全学に実施する方向であるとの回答を得ました。組合が早期の実施を要求した「2.残業の適切な処理について」ではいくつかの問題点が指摘され検討されることになりましたが、全学的にサービス残業はさせていないとの主張が大学側からなされました。それに対する検証が必要となっています。「3.退職時の有給休暇の処理について」と「4.嘱託職員の労働条件の改善について」ではとくに進展はありませんでした。「5.職員の労働条件検討チームの創設について」に関しては、財務担当副学長から、「学長交渉と同じものをこまかく設けることはできません。」との回答がありましたが、こちらから「情報交換を主目的とした会合はいかがでしょうか。」と訪ねたところ、「それはいいのではないでしょうか。」との回答をいただきました。この部分については、今回、組合側が最も望んでいたことですので、情報交換の場として、今後、大学側と創設に向けて検討することになりました。
要望事項「1.労働環境に関するSD講演会の開催について」では、大学側からすでに計画中であるとのことで、組合もそれに共催する方向になった。「2.プラスアルファ算定基準の公開について」では、病欠などでの賞与のマイナスについて大学側と組合側の見解が食い違い、大学側が検討することになった他はとくに進展はありません。
確認事項「1.大学のハラスメント防止対策について」では、ハラスメント相談員、相談窓口の委員の適格性・資質などの問題と、相談窓口の在り方や防止委員会の構成などについて組合からいくつかの疑問点が片岡先生から出されました。「2.上級技師への昇格について」は、とくに進展はありませんでした。「3.組合事務室の移転先等について」に関しては、本部事務室の移転は約束したものの、移転先は未定とのことでした。
また、本日の平成22年度第1回学長交渉 戸崎メモに示しておりますように、残業問題の具体的な例に対しては、人事部長の戸崎さんが、メモのように説明されました。
2.議事
三島)平成22年度第1回学長交渉案からもわかるように、5,6年間財政が厳しい状況が続く可能性が高く、年期付の嘱託職員の問題は、七隈の執行委員会にて、大学に頼らない対策を講じて行く必要があると思われます。 既に、中央執行委員会にもその旨提案して、多くの賛同を得られております。提案として、組合で生協のような事業を立ち上げ、そこで、新たな組合独自の雇用を生み出せないかというアイデアです。これには、まず、組合員のコンセンサスが得られるように、啓蒙活動が必要です。そのため、今年度、組合新聞を例年の3回から4回に拡張し、嘱託職員の雇用に関するキャンペーンを張る予定です。これらについて、何かご意見をございますか。 工藤さん、嘱託の立場から何かご意見はありますか。
工藤)嘱託としては、給料を高くしてほしいです。
三島)そうですね。給料も重要な問題ですね。また、年期付の嘱託職員の場合、数年で確実に解雇されますので、こちらも切実な問題です。今回の学長交渉でも、嘱託の再契約は、法律で3回までとなっているのでとの話がありました。
植上)労働条件検討対策委員会でも、年期付の嘱託職員の問題が重要な問題として検討されています。年期付の嘱託職員の問題を、大学との交渉だけで解決するのは、難しいようです。
三島)そうですね。重要な問題ですね。事業について、何かアイデアなどありますでしょうか。
本田)学内にクリーニングがないので、そのようなものはどうでしょうか。
三島)面白いアイデアですね。そのようなアイデアを、皆さんからご提案いただけるように、Webアンケートなども活用して行きたいと考えています。また、組合の積立金の取り扱いが問題が、今後問題になってまいりますので、学長交渉後は、年期付の嘱託職員の問題と組合の積立金の取り扱いを中心に、検討してまいりますので、ご協力をよろしくお願い致します。
三島)他に、何かご意見はありますか。なければ、本日の執行委員会を終了します。