ユーザ用ツール

サイト用ツール


労働条件対策・_第4回_男女共同参画の合同委員会

 労働条件対策・男女共同参画の合同委員会 議事録                     

日時:2010年7月22日(火)17:30~19:30
場所:組合事務室
出席者:三島健司、新矢時寛、田中綾子、吉国宣幸、有福文博、田中英彦、安東勢津子
     森田慶子、川口純、工藤かおり、林田有希子、只木静枝、植上一希、小林錦子
[議題]
1.半期15回講義について
2.性別特有がん検診について
3. 基本金問題と基本金対策委員会について
[配付資料]
 労働条件対策・男女共同参画の合同委員会の議題
  [議事内容]
1.半期15回講義について
・半期15回講義に関しては、補講時間の確保ができない点や、大雨などの災害やインフル エンザなどによる休講が生じた場合も考慮に入れておかなければならないなどの理由から、 反対表明を急ぐ必要がある。人文学部は、教授会で既に話がなされ、推進する方向を示された そうだ。教務委員会から各学部の教授会のOKを取り付ける作業が急速に進みつつあるようだ。 半期15回講義は、明らかな労働強化で、労働条件の観点からも、組合として早急な対応が 必要と思われる。

・教務委員会の資料として、次の3つの案が出されたとのこと。
(平成23年度学年歴(15回授業実施)の検討について(編成22年7月12日教務委員会資料より抜粋)
 案① 平成22年度学年歴をベースに諸行事を調整変更する。授業開始日を1日早めて、定期     試験期間を1日短縮する。休日授業日を設定し、振替休業日を設定しない。
 案② 入試時期を変更し、再試験制度を廃止する。
 案③ 第二部土曜日授業を平日に吸収し、土曜日の授業を廃止する。それに伴い、第二部を含む     1週間分の各曜日1日分の授業を5週に亘り土曜日に実施する。

2.性別特有がん検診について、
・7月9日の衛生委員会でアンケート結果にもとづき、性別特有のがん検診について、 大学の定期健康診断での受診を提案していただいた。
   ・「性別特有がんについての講演会」の講演者、日程について次のように報告した。
  講演者の都合および、男女共同参画委員に問い合わせた結果、日程は次のような予定。
  (1) 子宮がんについて:福岡大学病院 産婦人科 宮本新吾 先生 9/17(金) or 10/1(金)
  (2) 乳がんについて: 福岡大学病院 乳腺外科 吉永康照 先生 9/17(金) or 10/1(金)
  (3) 前立腺がんについて:福岡大学病院 泌尿器科 田中正利 先生 9/24(金)
 吉永先生の要望で40分では、十分話せないという理由から、講演者1人につき、  質疑応答も含めて、約60分を予定。
・乳がん・子宮がんの講演会の日程を、9月17日(金)と決定する。

3.基本金問題・基本金対策委員会について
・組合には、現在、約3億2900万の積立金があり、毎年約2500万円のペースで貯まっていく。 訴訟が起きた場合や、不当解雇された場合の準備金として3億円は確保しておかなければならない。 この基本積立金については、使い方のルールが存在しないので、ルールを明確にするため、委員を 募って、基本金対策委員会を臨時委員会として設置し、検討していきたい。
基本金問題については、9月に臨時大会を開いて、組合員の意見を集約する。

・基本金対策委員会に執行委員以外の方も入っていただき、基本金問題を検討したい。
本日の合同委員会を開催した理由は、男女共同参画委員の方の中に執行委員以外の専門委員の方がいらっしゃるため。
   ・福岡大学では、有期雇用(最長7年)の嘱託職員の方が数名おり、大学への再雇用は、困難な状況で、組合としては、大学へ正規の職員として採用を第一に、何年にもわたって種々の交渉を続けてきたが、なかなかよい結果を得ていない。そのため、基本金積立金の使用方法の1つの手段として、基本積立金のうちの約3000万円を援助していただいて、起業することを考えている。内容は、保険業務や人材派遣業であり、これによって雇用を生み出す方法である。中央執行部はゴーサインを出している。大学の執行部も大学の事業と重ならない部分なので、この案に同意している。

・嘱託職員の方も、もし、起業して採用があり、条件がいい場合は、移りたいとのこと。

・組合の基本積立金の問題を有期雇用嘱託職員問題と切り離して提案すべきという意見と、有期雇用嘱託職員問題に錦の御旗があるので、組合の基本積立金の問題と有期雇用嘱託職員問題を 関連づけて提案すべきとの意見があった。

・関連づけて提案する場合は、必要な金額や場所の確保など、具体的に示す必要があるだろう。
  [議題への具体的な取り組みや決定事項]
1.半期15回講義については反対を表明する。
2.性別特有がん検診については、定期検診に盛り込んでいただけるよう要望を続けていく。
性別特有がんについての講演会日程は、乳がん・子宮がんについては、9月17日(金)、
前立腺がんについての講演会は、9月24日(金)に決定。会場予約をする必要がある。

3.基本金問題について,ルールづくりを行い、それが決定した上で、有期雇用の方を救済するための起業案についての提案を行った方がいいだろうという結論に達した。
・臨時大会へどのように提案をしていくかについても、基本金対策委員会の中で検討して行く。
・組合の執行部が委員を募る。
・基本金対策委員会を8月2日に開催予定。

[その他]
・実際問題としては、3000~4000万円程度の基本積立金の使用用途に自由度持たせる(それ以上の追加支援などは禁止)案も中央執行委員会では出ている(会議後の情報)。

・性別特有がんについての講演会会場は次の教室を予約しました。
会場: 9月17日(金)5,6限 10号館1021教室 (A棟は5,6限続けてとれないため)
    9月24日(金)5限  A棟A202教室

・現在、大学内が工事中で、急病人などが出たときに、車など移動しにくい状態にあるので困る。
・大雨で電車が止まっているのに何故休講にしなかったのか、大学の危機管理能力を疑う。

労働条件対策・_第4回_男女共同参画の合同委員会.txt · 最終更新: 2010/09/13 16:43 by kinko