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20091215評議員会報告

平成21年度 第2回評議員会報告

日 時:平成21年12月15日(火) 18時04分~19時58分
場 所:文系センター棟15階 第6会議室

1.開  会

 片岡中央執行委員長より開会が宣言された。

2.議長・副議長の選出

 出席評議員からの自薦・他薦がなかったため、執行部より議長に小川皓一氏(解剖学)、副議長に末次正氏(工学部)の両名が推薦され、参加評議員の承認で選出された。

3.書記の選出

 出席評議員からの自薦・他薦がなかったため、執行部推薦により書記として坂上謙二氏(医事課)が選出された。

4.平成21年度組合活動報告に関する件

(1)本部活動報告

 各委員会の責任者より、「活動報告書」(13~19頁)に基づき報告がなされた。
 主な報告は以下のとおりである。

①中央執行委員会(責任者:片岡 直)
・人事院勧告による賞与の引下げを結果として阻止することができた。
・学長選挙、積立金問題は進展できなかった。
・烏帽子形支部事務室の新設については、学長交渉にて新診療棟へ場所の確保をお願いするも不可能との回答であった。しかし、活性化のためにも引続き検討していく。
・衛生委員会は労働基準監督暑の勧告により、年1回から月1回の開催なり、組合からも活発な意見を出していきたい。

②新聞編集委員会((代)責任者:片岡 直)
・年3回発行しており、今年度は2回発行しているが、3回目は定期大会終了後に発行する予定である。

③ニュース速報委員会(責任者:青木 文夫)
・新しいホームページが開設され、来年以降ニュース速報委員会と連携して、更に早く、正確な情報の伝達に尽力していく。

④法律相談部(責任者:久保 寛展)
・さまざまな問題に対処するため2つの法律事務所と契約を結んでおり、組合員には気軽に相談していただきたい。

⑤情報化委員会(責任者:片岡 直)
・組合ホームページが開設されたが、管理体制はまだ不十分であり、それを確立するためには五十嵐七隈執行委員長に次期中央執行委員会の情報担当委員として残ってもらいたい。それには組合規約の改正が必要となるので審議をお願いしたい。

⑥書記局(責任者:林 義晃)
・本年度は備品として、プロジェクターと私立大学財政データベースを購入した。
・バスハイクは新型インフルエンザが懸念されたため、大事をとり中止とした。

(2)七隈支部活動報告

各委員会責任者より、「活動報告書」(21~29頁)に基づき報告がなされた。
主な報告は以下のとおりである。

①支部執行委員会(責任者:五十嵐 寧史)
・独自の給与体系を検討しなければならないが、人事考課や労務評価などの問題があり、今後も時間をかけて議題にとりあげていく必要がある。

②給与対策委員会((代)責任者:五十嵐 寧史)
・夏のボーナス支給後に緊急アンケートをし、組合員の声を職組ニュースに集約した。
・教育技術職員の俸給表問題と賞与のプラスアルファについてはあまりすすめることができなかった。

③労働条件対策委員会(責任者:青木 文夫)
・2回の学長交渉にとりあげた議題に関して、成果をあげることができなかった。

④研究教育条件対策委員会(責任者:三島 健司)
・講義の回数を試験以外に15回にしようという動きがあったが、平成22年度については阻止することができた。23年度は未定である。

⑤組合活性化委員会(責任者:三島 健司)
・各支部との円滑な協力関係の構築ができた。

⑥男女共同参画委員会(責任者:加藤 恵里子)
・講演会を開催したことによって、第2回学長交渉での要望事項へつながった。

⑦七隈の夕べ実行委員会
・実行委員経験者がいたため、スムーズに準備ができ、盛会のうちに終わることができた。\\                                    

(3)烏帽子形支部

各委員会責任者より、「活動報告書」(31~36頁)に基づき報告がなされた。主な報告は以下のとおりである。

①支部執行委員会((代)責任者:中川 勝)
・引継ぎが2月後半になり、内容をみると組織が崩壊しかかっていたため、今年は組織の活性化を重点的に行った。
・情報伝達手段として、病院職員に対して来期よりPCの設置とメールアドレスの配布など環境整備を約束。
・病院長交渉にて嘱託職員の休憩場所の確保ができた。

②筑紫病院ブロック((代)責任者:中川 勝)
・学長交渉にて新病院建設の際、職員の休憩場所を取り入れることを案に盛り込むことができた。

③給与対策委員会((代)責任者:中川 勝)
・対応が遅れたため、七隈支部へお願いする形となってしまった。

④労働条件対策委員会((代)責任者:中川 勝)
・看護師の退職時の年次有給休暇について、消化がスムーズに行われるか今後確認する必要がある。

⑤研究教育条件対策委員会((代)責任者:中川 勝)
・全く検討されていないので、来年度に引き継ぐ。

⑥組合活性化委員会(責任者:中川 勝)
・職場懇談会を開きやすい様に工夫したが満足のいく結果にならなかった。
・各役員の役割確認として、各執行委員へ説明し、執行委員会へ出席を促した。
・各ブロックの輪番制の構築

⑦福利厚生対策委員会(責任者:松島 俊治)
・今年度のエボシ祭りは台風の影響もあって、予想より少ない参加者であったが、好評の中終わることができた。

質疑・応答・要望・意見等

 (議 長)今年度のボーナスに関しては組合活動のおかげであったかと思うが、もっとその経緯等を知ってもらってはどうか?
 (執行部)ニュースやホームページで知らせており、掲示板なども活用した方がよいかもしれないが現在は活用していない。今後の活動で何かよりよい伝達手段があれば教えてほしい。
 (執行部)人事院勧告に従わず、それより多く支給された例は過去になく、それ自体画期的な事であったが、個人的な感想としては、職組ニュースなど紙の情報伝達は大学(学長や局長など)は全て読んでいるので何らかの効果があったのではないか。大学協議会に参加している役員と仲良くし、協議会で何が話されているか情報を知ることが大切ではないか。
(議 長)来年度からメールが送られるようになるんですね。
(執行部)七隈の職員は全員メールアドレスを持っているが、烏帽子形は持っていない方が多いんですね。今度は新しいシステムになって烏帽子形の方も希望すればアドレスを持てるようになるので、組合の活性化につなげていきたい。
  

5.平成21年度決算について

(1) 中央執行委員会

林中央書記長より、「活動報告書」(37~41、44頁)に基づき平成21年度の決算(案)について以下の説明が行われた。(以下に要点のみを記す)

○会計監査委員に帳簿を照合してもらい、会計上不備はなかった。
○収入141,772,053円  支出40,238,733円  残高101,533,320円であった。
○予算を組んで、赤字はなかった。
○単年度収支差額は18,044,022円であった。
○支出内訳で、(B-1)の原稿料は新聞がまだ発行されていないため、予算があまっている。(C-1)のレンタルサーバー利用料、ドメイン取得料は予算にあげていなかったが範囲内である。(C-4)私立大学財政データ、プロジェクタを購入した。(D-4)バスハイクは中止したため0円となった。
○現金・預金残高合計は328,262,667円であった。

(2) 七隈支部

神崎七隈支部書記長より、「活動報告書」42頁に基づき平成21年度の決算(案)について以下の説明が行われた。

○予算10,860,500円  決算6,330,314円  差引4,530,186円であった。

(3) 烏帽子形支部

松島烏帽子形支部書記長より、「活動報告書」43頁に基づき平成21年度の決算(案)について以下の説明が行われた。

○予算12,796,000円  決算8,381,418円  差引4,414,582円であった。
○職場懇談会の活動が少なかったため予算と決算に開きが生じた。

質疑・応答・要望・意見等

 (執行部)余剰金については長年の問題であるが手つかずである。使い道としては烏帽子形支部組合事務室の設置費用があるが、それだけでは費用はかからない。他に、よく言われるのは裁判費用であるがあまり現実的ではない。この問題はプロジェクトチームを作るなりして解決しないといけない。次期執行部にて具体案を検討する。組合費を下げるなど、よい意見があれば言ってほしい。\\    

6.組合規約改正について

 青木七隈支部副執行委員長より別紙に基づき、以下のとおり説明が行われた。

①評議員会の廃止
 ここ何年も形骸化しているので廃止する。余った予算をべつに回し、組合活性化に繋げる。
②規約文言の整備
 誤字・脱字が多い、整合性に欠けるところなどがあるため。
③支部規約の分離(支部ごとに別々に制定)と整備
 支部執行委員など異なる点があるため、今後ある程度まで支部によって改正できるようにするため別々に制定する。
④中央の役員と支部の役員の構成を変更 
 組合ホームページが新サーバーへ移行後、管理に大きなマンパワーが必要であり、組合に精通した方が必要なため。
⑤執行委員会の成立の要件の緩和
 中央・支部執行委員会の成立要件を委員数の「3分の2の出席」から「2分の1以上にし、欠席者からの届け出を委任状として成立の要件に加える」に改正する。勤務などで出席数を見込めないため。
⑥情報化、ホームページ管理に関する規定を実状に合わせて改正
 中央執行委員会のもとで情報化担当の役員へ委譲する。
⑦会議費を3,000円へ改訂
 会議出席への動機づけとして、2,500円から3,000円へ引き上げる。
⑧専門委員会の規定の修正
 支部統制になるように改正する。
⑨職場懇談会の規定改訂、支部規約の職場会議を削除
 意味不明の定義があるため。
⑩同じ役員のポストへの3選禁止の規定廃止
 組合活性化の足かせになっているため。
⑪慶弔費規程の改訂
 退職金への慰労金発生に対する資格年数を3年から2年に改訂
⑫タクシーチケットに関する内規の金額の改訂
 上限を4,000円に引き上げる。
⑬物品購入に関する内規の改訂
⑭講演などの講師謝礼の上限と配分方法の改訂
 複数の講師の合計上限を100,000円とする。
⑮役員手当などを表にして明文化する

質疑・応答・要望・意見等

 (評議員)⑩について、3選禁止の廃止はよいが、何年でもよいというのはいかがか。年数を区切るべきではないのか。
 (執行部)何年が適当かわからないので、とりあえずそのままにして、問題があれば次の執行部で改訂すればよいと思うので、意図をくみ取ってほしい。
 (評議員)お金を扱ったりするので、組合員への信用もあるので、年数を区切るべきではないか。
 (執行部)2年ほど役について、1年後にまた戻って来たりしたことも過去にはあり、その1年間の間に状態が悪くなったりすることもあるので、そういったことを避けたい。書記長に関してはローテーションなので問題ないが、他のポストについては継続性を持たせてもらいたい。
 (評議員)個人的に2年というのは短いとは思うが、年数を決めないところに組合員に不信感を持たれることが心配である。
 (執行部)あるプロジェクトなどを立ち上げる場合にどうしても年数で区切ると支障がでてしまうのでご理解いただきたい。
 (評議員)向こう1年以内で年数を決めてもらいたい。
 (執行部)評議員会の議事録と大会でこういう意見があったということを議事録にて引継ぎ、採決をする。そして執行部や組合活性化委員会で検討します。
 (評議員)九州女子高が合併するにあたって、その職員は組合に入るのでしょうか。
 (執行部)九州女子高の現状を確認したが、組合は3つに分かれており、あまり活性化していない。現状としては、組合組織の意思統一が出来ていないので何も動きはない。

7.その他

 追加議題〈福岡大学創立75周年記念事業への寄付について〉
 今年度の人事院勧告の実施をめぐる大学当局との交渉の中で、勧告実施を阻止できた大きな要因として、今年が創立75周年の記念の年であったということ影響していると感じた。75万円で寄付を予定をしており、大会へ追加議題としてとりあげたい。過去には阪神大震災で300万円寄付した。

8.閉会宣言

20091215評議員会報告.txt · 最終更新: 2011/08/10 10:14 by admin