５．情報化委員会
（責任者：片岡 直）
（文責：五十嵐 寧史）
前年度、レンタルサーバを契約し、各種機能を作り込んできましたが、今年度はコンテンツ整備と継続のための作業を進めました。まず主要な機能はＷebサーバですが、これまで七隈支部の活性化委員会でも指摘されてきた通り、更新頻度が課題となっていました。これに対応するためにWeb上の記事はWikiによって管理しています。HTMLを編集するための特別なプログラムやアップロード作業が必要なく、画面に向かって書き込めばよいため記事の更新は容易になりました。組合の各種イベントの予告、議事などのデータも迅速にＷebに載せられるようになり、当初の目的はそれなりに果たせたと思います。ただし、当初は一般の組合員も相当数が執筆することも想定し、利用のためのアカウント取得を呼びかけましたが25人にとどまっています。それもあって利用上のルールの明文化はあまり進みませんでした。
Wikiでは記事の追加・編集においては誰が作業したのかの記録も残るため、多数の執筆者が参加しても問題ない。それでも記事の編集には多少の心得が必要なため、4月上旬までの時期にWikiの使い方のチュートリアルを行いました。
同時に2月頃から執筆されていた「組合ハンドブック」の原稿をWiki化し、それ以後の編集作業はほぼこのサーバ上で行われました。これによって多数の執筆者が最新の原稿をチェックし、校正も並列して進められるようになり効率化した。またサーバ上の原稿データを印刷物としたので、バージョン管理の問題も発生しにくい。今後、組合ハンドブックの内容、規約の変更や修正などが発生する場合も、基本的にサーバ上のデータを編集していただきたい。
それ以外の主要な機能としては、支部および中央執行委員会のメーリングリストの開設ですが、一斉同報がしやすくなったのはもちろん、投稿されたメールはサーバ側に残っているので、過去の行事の進行具合や議論の進み方を追跡することも可能となりました。
以上のように日常的に使われて成果はあがってますが、課題としてはそれらの使い方とルールの継承だと思われます。そこそこの情報は文書化はされているので、よめばよいのですが、オフラインでも周知の努力をしてゆく必要はあるでしょう。
